脱臭装置・臭気対策のプロ集団【デオ・プラス】

よくある質問

気温や湿度が嗅覚に影響を及ぼしますか?

人間の嗅覚が敏感な気温は18~25℃程度といわれています。
タバコや硫化水素のにおいは湿度が上昇すると臭気が強く感じられます。しかしジメチルアミンのように湿度が上昇すると刺激感が弱くなるもの、トルエンのようにほとんど変化しないものもあります。

臭気強度とは?

臭気官能試験法により、においの強さについて6段階で表したものです。

臭気強度 判定の目安
0 無臭
1 やっと感知できるにおい
2 何のにおいであるかわかる弱いにおい
3 楽に感知できるにおい
4 強いにおい
5 強烈なにおい

臭気濃度とは?

においを無香空気で希釈し、何倍に希釈したらにおわなくなるか表したものです。
例えば、臭気濃度3,000だとすると、その臭気を3,000倍に希釈したときににおいを感じなくなるということです。

臭気指数とは?

臭気の強さを表す数値です。においのついた空気や水をにおいが感じられなくなるまで無臭空気や無臭水で薄めたときの希釈倍数(臭気濃度)を求め、その常用対数を10倍した数値です。
下記のように算出します。

臭気指数=10×log(希釈倍率)臭気濃度

臭気指数は、嗅覚測定法(三点比較式臭袋法)という人間の嗅覚を利用した測定方法を用います。

悪臭防止法による排出規制の「特定悪臭物質規制」と「臭気指数による規制」について教えて下さい。

特定悪臭物質規制とは、悪臭公害の主要な原因となっている特定悪臭物質22物質が指定されており、その22種類の特定悪臭物質ごとに、都道府県知事・市長が当該地区の実情に応じ臭気強度2.5~3.5の範囲内で、敷地境界線上の規制基準(1号基準)を定めます。
臭気指数による規制は、近年の悪臭苦情に対応するべく平成7年に悪臭防止法に導入されました。特定悪臭物質規制では、機器分析法を用いて臭気測定していましたが、臭気指数による測定は、人間の嗅覚を用いて悪臭の程度を測定するため、より悪臭に対する被害感覚と一致しやすく、測定の信頼性が高いことから、近年は臭気指数規制が多くの自治体で普及しています。

特定悪臭物質22種類に指定されている物質を教えて下さい。

下記表をご参照ください。

悪臭物質 規制濃度[ppm] におい 主な発生源
アンモニア 1~5 し尿のようなにおい 畜産事業場、化製場、し尿処理場等
メチルメルカプタン 0.002~0.01 腐ったたまねぎのようなにおい パルプ製造工場、化製場、し尿処理場等
硫化水素 0.02~0.2 腐った卵のようなにおい 畜産事業場、パルプ製造工場、し尿処理場等
硫化メチル 0.01~0.2 腐ったキャベツのようなにおい パルプ製造工場、化製場、し尿処理場等
二硫化メチル 0.009~0.1 腐ったキャベツのようなにおい パルプ製造工場、化製場、し尿処理場等
トリメチルアミン 0.005~0.007 腐った魚のようなにおい 畜産事業場、化製場、水産缶詰製造工場等
アセトアルデヒド 0.05~0.5 刺激的な青ぐさいにおい 化学工場、魚腸骨処理場、タバコ製造工場等
スチレン 0.4~2 都市ガスのようなにおい 化学工場、FRP製造工場等
プロピオン酸 0.03~0.2 刺激的なすっぱいにおい 脂肪酸製造工場、染色工場等
ノルマル酪酸 0.001~0.006 汗くさいにおい 畜産事業場、化製場、でんぷん工場等
ノルマル吉草酸 0.0009~0.004 むれたくつ下のようなにおい 畜産事業場、化製場、でんぷん工場等
イソ吉草酸 0.001~0.01 むれたくつ下のようなにおい 畜産事業場、化製場、でんぷん工場等
プロピオンアルデヒド 0.05~0.5 刺激的な甘酸っぱい焦げたにおい 焼付け塗装工程を有する事業場等
ノルマルブチルアルデヒド 0.009~0.08 刺激的な甘酸っぱい焦げたにおい 焼付け塗装工程を有する事業場等
イソブチルアルデヒド 0.02~0.2 刺激的な甘酸っぱい焦げたにおい 焼付け塗装工程を有する事業場等
ノルマルバレルアルデヒド 0.009~0.05 むせるような甘酸っぱい焦げたにおい 焼付け塗装工程を有する事業場等
イソバレルアルデヒド 0.003~0.01 むせるような甘酸っぱい焦げたにおい 焼付け塗装工程を有する事業場等
イソブタノール 0.9~20 刺激的な発酵したにおい 塗装工程を有する事業場等
酢酸エチル 3~20 刺激的なシンナーのようなにおい 塗装工程又は印刷工程を有する事業場等
メチルイソブチルケトン 1~6 刺激的なシンナーのようなにおい 塗装工程又は印刷工程を有する事業場等
トルエン 10~60 ガソリンのようなにおい 塗装工程又は印刷工程を有する事業場等
キシレン 1~5 ガソリンのようなにおい 塗装工程又は印刷工程を有する事業場等

嗅覚閾値(きゅうかくいきち)とは?

何のにおいかはわからなくても、何かにおいを感知できる最少濃度のことを「嗅覚閾値」といいます。物質ごとに濃度はことなり、嗅覚閾値が低いもの程臭気濃度が低くても感知されやすいにおいとなります。
例えば、腐った魚のようなにおいの物質「トリメチルアミン」の嗅覚閾値は0.000032ppmですが、アンモニアの嗅覚閾値は1.5ppmです。トリメチルアミンの方が臭気濃度は低くてもにおいを感知されやすくその分規制濃度が低いのです。

民家の隣接地の焼肉屋です。悪臭苦情が発生していますがどのように対処すべきでしょうか?

まずは、お問合せフォームまたはお電話でご相談下さい。
苦情が発生している時間帯に現地調査をおこない、においの排気場所を確認します。
来客のピーク時に、臭気排出口と、苦情を訴える民家に到達する臭気を採取します。
小松繁技術顧問によるラボ試験実施後に、現地調査報告書と脱臭法のご提案書を提示します。

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食品工場です。調理臭の臭気成分の測定を依頼しようと考えていますが、特定悪臭物質22種類すべての分析が必要ですか?また、特定悪臭物質以外にどのような物質を分析するべきでしょうか?

不検出が確実または予想出来る物質の測定を省略しても問題ありません。
食材や調理法により発生する臭気成分はことなりますが、特定悪臭物質の中の、有機溶剤系の6種類を除いた16種類の特定悪臭物質が発生する可能性があります。
これにホルムアルデヒド、酢酸、イソ酪酸を加えた19物質を測定しているケースが多いです。

野菜加工場です。300m下流の住民から「たまねぎの腐ったようなにおいがする」との苦情があり確認したところ確かににおいが感じられました。しかし、加工場敷地外に出る時はにおいが感じられません。下流にいくにつれてにおいが強くなる原因はありますか?

上流ではにおわず、下流ではにおう場合下記の原因が考えられます。

  1. 水温の上昇により臭気物質の溶解度が小さくなり、溶けきれなくなった臭気成分が大気に放出された。
  2. 工場の外で乱流の影響により臭気成分が空中に放散された。
  3. 排水の中の沈殿物質が下流に行くにしたがい腐敗して臭気を発生している。

まずは現地調査を実施し原因を特定しましょう。

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活性炭による吸着脱臭を行う場合の流入条件について、ガス温度・湿度の制約条件はどのように考えたら良いでしょうか?

一般の活性炭(無添着炭)・添着活性炭どちらも、ガス温度40℃以下、相対湿度80%以下で使用することが基本です。しかしガス温度が40℃より若干上昇すると、吸着性能が少しずつ低下します。添着活性炭の場合一度濡れると付着した薬剤が離脱してしまうので、ガス湿度や結露防止に注意しましょう。

牛・豚の食肉センターです。脱臭装置を計画していますがどのような脱臭装置が望ましいでしょうか?臭気の主成分としてはアンモニアをある程度除去できればと考えています。

薬液洗浄法・活性炭吸着法をおすすめします。
アンモニアは水溶性のため水洗浄で除去できると思われていますが、処理風量が多い場合大量の水を使用することになります。またアンモニアは水洗浄で70~90%除去できますがそれ以外の硫黄化合物などが殆ど除去できないため、感覚的な脱臭効果はあまり期待できません。

生ごみに土壌菌を混合して、高温発酵後に感想により肥料を製造しています。
現在蓄熱式触媒燃焼法を採用していますが、臭気の発生量が著しく、脱臭処理対策に膨大なコストがかかっています。安価で簡単な脱臭方法を教えて下さい。

現在採用されています蓄熱式触媒燃焼法は最も適した方法ですが、臭気の発生量が著しいことからA重油の高騰によりランニングコストが膨大にかかることが想定されます。
コスト低減策としては、オゾン脱臭装置を現在の燃焼法の脱臭装置と併用する方法です。
夜間のゴミ投入をやめ、臭気の発生を少なくしてオゾン脱臭法で夜間は対応するなどの方法が考えられます。また、薬液洗浄法(多段式)を採用することでイニシャルコストがかかりますが、ランニングコストはA重油と比べて大幅に抑えることができますので、脱臭装置の老朽化による更新を検討している場合、切り替えもお勧めします。

食品のスプレードライヤーの排気を燃焼法で脱臭しようと計画していますが、設備費とランニングコストが予想以上にかかりそうで困っています。他の方法での対応例を教えて下さい。

食品の噴霧乾燥の排気は、乾燥する原料や製品によって臭気濃度が異なり、深刻な悪臭公害を起こす可能性があります。当社では薬液洗浄法/横型多段式スクラバー方式での対策例がございます。
まず、DUST-HOGなどの電気集塵装置を使用して粉塵を除去します。そして1段目水による集塵やアンモニアの除去を行い、2段目で薬液を使用して脱臭します。

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